キンチョーの夜
なんとも緊張感たっぷりな夜であった。
当直の技師さんが、滑舌があまり良くないしかも早口の方で
かなり集中して聞いても聞き取りにくい。
電話が鳴ったら即耳ダンボ。
しかもその方、夜間早朝は何故かかなり機嫌が悪い。
人間機嫌が悪いとますます早口になるのだ。
イントロ早回しクイズみたいだった。
幸い夜中の案件および場所はいくつかに限られているため
単語のイントネーションで当たりをつけて仕事した。
仕事に「漏れ」があってはならない。
ウトウトすることもままならない緊張状態で
朝を迎えることになった。ぐったり。
帰りは朝の通勤ラッシュの中を帰宅。
朝飯前にシャワったら、いくぶん人間らしくなった。
飯食ってトコの散歩して仮眠2時間。
心底つかれたわ。
トコの顔みたらホッとした。