落ちる日
地元の、初めての商店街のフェスに行って来た。
いつも珈琲豆買ってる萌季屋さんも出店するというので
ちょうど休みに当たり、豆も買わなきゃと。
フェスは今回が初めての試みで
萌季屋のブースには長蛇の列が出来ていた。
並んでケーキセットを頼む。
いちフェスブレンド&あずきロールケーキ。
どちらも本当に美味い。
ケーキに使っているのは八幡製餡所の餡。
この製餡所、幼き日に祖母と通っていたお店なのだった。
そんなことも思い出しつつ・・・。
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と、ここまでは良かった。
私は母と「フェスに行こう」ということで出かけたのだが
母には予め他の目的があったらしく・・・。
商店街の外れの洋品店に入って出てこなくなった。
別に買物につき合うことがイヤなのではなく
今日はフェスを楽しむということで出かけて来たのだと
私はそう思っていたのに30分出てこなかった。
その間、道ばたにしゃがんで待っていた。
大人げないと言えばそうなのかもしれないけれど
でも、それでも腑に落ちなかった。
その様子を見て母親は逆ギレた。
挙げ句の果てに、介護してると思えだの認知症になるだの
いろいろ言って来て、一挙に疲れてしまった。
それ自体がイヤなのではなく
一緒に楽しもうと出かけた目的はそっちのけで
自分の買物だけに没頭していたことを、私は意見したのに
こういうことがあると本当に落ちてしまうのだ。
怒りというのとは違くて。
こんなことではこれから先、きっと自分が潰れてしまう。
そんな危機感も感じるが、本当に落ちる。
50.9/22.9