オペ成功の長い1日
今日はミロのオペ日。
昼前、神頼み的な感じで歴代犬猫らの墓参りに行く。
早めの昼ごはんを食べいたら病院から電話。
11:30頃、オペを始める旨の内容。
終了して麻酔から覚めたら連絡することになっていたが
15時を過ぎても16時を過ぎても連絡がない。
さすがに不安になってきた。
気管虚脱の既往があるから
抜管の時にまた虚脱する可能性があるとか
いろいろなことが頭をめぐる。
たまらず父親が電話したのが16時半。
なんと今オペが終わったばかりだと言うではないか。
オペが長くかかったのか、それとも別のオペが間に入ったのか。
とにかくオペ自体は成功したらしいので安堵する。
15分くらいしてから電話が。
麻酔から覚めたので、ご飯を持って面会に行く話。
ただし興奮するとよくないのでモニターでの面会になる。
いいよ、ぜんぜんそれで。無事な姿を見られれば!
診察室に入って説明が始まる。
ミロの関節の変形度合いがひどく、本来教科書的な処置が出来なかったこと。
実際に切ってみたら「関節ねずみ」がゴロゴロあって関節炎が悪化。
教科書的な切り方とは少し違うが関節部分を切断して
プレート、ピン、ねじで固定したこと。
血とか大丈夫ですか?
という確認されてオペ中の画像をいくつもみせてもらった。
すっげーなあ。お医者さんはと心底思った。
オペの内容は、上腕骨と肩甲骨の関節部分を切除して固定するというもの。
2つの骨を合体させて1つの骨にするのだ。
肩関節の固定は猫の術例は少なく、ほとんどが犬であること。
犬の場合はほとんど生活に支障はないが猫の場合は
もしかしたら香箱座りは出来ないかも
毛づくろいも不自由かもという。
でも適応するのが上手いからたぶん大丈夫だろう。
とりあえず痛みがなくなるということが一番の喜びだ。
入院期間はだいたい術後5日から1週間。
神経や何かが集中してる箇所なので関節や動きに支障はないか
炎症や感染症はないか確認してからの退院になる。
ICUのコマ録りみたいな動画のミロは
不満そうで、不機嫌そうで、でも不安いっぱいで
でもしっかりした表情をしていた。
とりあえず安心した。
1年前にオペはやめたほうがいいって言われて
一生痛みとともにだましだまし生きていくしかないかと思ってた。
こんなにことが一挙に進むと思ってなかった。
また何かわかったらここに書く。
嬉しいよ。本当にうれしい。
ミロよく頑張ったよ。