うるぶま日記

アラフィフ突入女の転職とかダイエットとか。

猫白血病発症

ついに恐れていたことがやってきた。
実は「恐れていた」とは言えない。忘れていたのだ。
重い病気や怪我を乗り越えて、あまりに元気だったから忘れてた。
キャリアだということも忘れるくらい元気だった。

始まりは一昨日のこと。三連休の最終日。
昼間、寝ているミロを見ていたら息が荒いような気がした。
腹の上下に違和感を感じた。いつもより動くような。

ちょうどTwitterのTLで猫の具合が悪いフォロワーがいて
その気持がわかる、うちも息が荒い気がするってつぶやいていたのが19時半頃。
でも食欲も排泄もいつもどおりだったので気にしすぎかと
その晩はそのまま寝て昨日の朝になった。

朝もご飯は完食した。トイレも大小ふつうにしてあった。
早朝勤務だったので、呼吸は気になったが出かけた。
昼過ぎに仕事を終えて帰る途中に父親からLINEが入った。

ミロ、昼食べないんだけど朝は食べたか?

モヤモヤしていた不安が形になってきた。
夕方病院に連れて行こうと返して帰宅するとミロの息がさらに荒くなっていた。
鼻の穴が膨らむ、ひげが動くくらい呼吸がしにくそう。全身で呼吸してる感じ。
これはおかしい。もしかして気管虚脱が再発したのか。

病院に連れて行くと先生はすぐにピンと来たようだった。
気管虚脱の既往はすっとばして、白血病の発症だとほぼ断定に近い。
エコーとレントゲンの結果、胸水がたくさん溜まっていた。
胸水が溜まっていると横にしただけで心臓が止まることもある。
連れてきたら亡くなっていたということもあると聞き、すっと血の気が引いた。

仕事柄、人間の胸水や腹水を扱うことがある。
それらが溜まると終末的な状態であること、そして
急変する恐れがあるから簡単に抜けないことも知識としてあったのに
我が猫にそれが繋がっていかなかった。

胸水なんて夢にも思わず、こんなに悪化してるなんて思いもしなかった。
とにかくショックすぎて頭が回らなかった。

現実味がない。

一昨日はとにかく死なないために胸水を抜く。
それをしてもらって、そのまま入院となった。
診察室を出たら嗚咽が止まらなくなりそうで鼻を摘んで我慢した。
とにかく落ち着け、と言い聞かせつつ。